スクリーンパッド プラスにPhotoshop用コントローラを設定
ASUS Zenbook Pro 14 Duo OLEDを試用させてもらいました。前回に引き続き、レポートします。前回の記事(下記)では設定の話でしたが、今回はPhotoshop用コントローラーの話です。
キーボード上端にあるセカンドディスプレイのスクリーンパッド プラスは色々な使い方ができることを前回の記事で紹介しましたが、PhotoshopなどのAdobse製品を使う時にはさらに便利な機能があるのです。
いわゆる「コントロールパネル」ですね。Photoshopでよく使うボタンやダイヤルがこんな感じでまとまっています。TourBox NEOなんていう外付けのハードが売られていますが、値段は数万円。それと似たような(同等の?)機能を持ったツールが“おまけ”で付いてくるのだから、なかなか太っ腹な話と言えましょう。
設定用ツールのProArt
スクリーンパッド プラス側にあるコマンド群からアプリ起動用パネルを表示すると、こんなリストが出てきます。電卓やらSpotifyなどをスクリーンパッド プラス状で起動させるためのものです。そのアイコンの中でひときわ目立つのが「Control Panel Setting」アイコン。設定ツールを表す歯車がモチーフのアイコンになっています。
こいつを起動させると立ち上がるのが“ProArt”です。コントロールパネルの設定用ツールです(後述の通り、他にも機能がありますが)。各ボタンやダイヤルに割り当てる機能の変更も可能です。
Photoshopの他にLightroom Classic、After Effects、Premiere Pro、Illustrator用のコントロールパネルが設定、利用できます。それぞれにOn/Offが設定でき、Onにするとそのツールが起動される(もしくは起動したツールがアクティブウィンドウになると)対応したコントローラーも自動的に起動される(アクティブになる)ようになります。
ProArtにはこの他にも色々と「設定」機能があります。
こちらは「ダッシュボード」。CPUやファンの稼働など、パソコンの状態をモニターできます。
今回は試していないんですが、色校正もしてくれるみたい。なかなか凝ったツールなんですね。
「重要なアプリ」に対して優先的にパソコンのパワーを供給するための設定なんてのもできます。試しにPhotoshopを登録してみました。まあ、写真を一枚加工するくらいならば元々のパワーで問題ないから、この設定は過剰かも知れませんが。
Photoshop用コントローラーを試してみた
上記の通りにProArtで設定をしておくと、Photoshopを起動したらこんな風にコントロールパネルが起動されます。
Photoshop用コントローラーはこんな感じ。「取り消し」や「やり直し」などの機能をボタンに割り当てているので、使ってみると確かに便利。写真を加工する時はトライアル&エラーで編集するので、“専用”ボタンがあると作業がスムースになりました。
ブラシサイズはダイヤルで変更できるようになっています。通常、Photoshopで操作をしようとすると画面上部のメニューやパネルを使うことになります。もちろん、できることは多いんですけど、手軽さという意味ではコントロールパネルの方が手軽。特に、よく使う機能ならば。
あとはPhotoshopの説明になってしまうので割愛しますが、レイヤーの設定も色々と変えられます。
今回はPhotoshopだけを試してみたんですが、もっと手軽なLightroom Classicにも対応しているし、動画編集のPremiere Pro用のコントローラーもあるし、Adobeユーザーならばかなり使えるんじゃないでしょうか。上記の写真や動画の通り、スタバで作業をしたんですが、ASUS Zenbook Pro 14 Duo OLEDならば充分に働いてくれます。どこでも手軽に、いや、コントロールパネルを使って本格的に作業ができる訳で、これは良いですよ。今回は試用で借りただけだったんですが、欲しくなってしまいました。
ここから買えます
ASUS Storeで購入できます。下記リンク先からどうぞ。
- インテル Core-i9バージョン:ASUS Zenbook Pro 14 Duo UX8402ZE
- インテル Core-i7バージョン:ASUS Zenbook Pro 14 Duo UX8402ZA
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コメント
傍で手取り足取りして教えてもらいたいな。年齢制限あったか。仕方がないあきらめよう。
今回は「お試し」なので色々と設定をいじってみましたが、買ってきたままでもすぐに使えますよ。