ナシカンダールって何?
Instagramを見ていてたまたま見つけたこの店、ゼロツーナシカンダールトーキョー。日本で唯一の(?)「ナシカンダール」の店とのこと。「ナシカンダール」って何? でも、美味しそうと思ってずっと気になっていたのでした。
Wikipediaによると「ナシカンダール(Nasi kandar)」は、マレーシア北部ペナンの料理で、インドのイスラム教徒商人によって伝えられたものだそうです。ナシは米、カンダールは肩を意味するそうです。各種カレー、肉、野菜、そして米を使った料理で、天秤棒で肩に担いで運ばれた(売られていた?)のだとか。一つの皿に全てを盛られて供する屋台が多く見られるようです。
マレーシアって、インド出張の時にトランジットでクアラルンプール国際空港に立ち寄ったことがあるくらい。知らない国の一つです。それだけに興味が湧くのでした。
場所は大手町フィナンシャルシティ
いつか食べてみたいなと思っていたんですが、なかなか機会がなく。でも、ブラブラと大手町を散歩した時に、そう言えば近くにこの店が、と思いだし、寄ってみました。
日曜日だったので、オフィスビルはほとんどが閉まっていて、併設する店も休業のところばかり。この大手町フィナンシャルシティ ショップ&レストランも開いていたのはお目当てのゼロツーナシカンダールトーキョーだけでした。これは入るしかないと意を決したのでありました。
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ゼロツー ナシカンダール トーキョー (アジア・エスニック(その他) / 大手町駅、竹橋駅、神田駅)
昼総合点★★★★☆ 4.0
食べてみた
入店すると店員さんが「初めてですか?」と聞いてくれ、そうだと答えると丁寧に注文の仕方を説明してくれました。
Instagramにも丁寧に“解説”が載っているので、これで“予習”すればよかったかな。
私は、
- メイン:グリルチキン
- ライス:ベーシック(普通盛り)
- 副菜:青菜炒め、根菜ココナッツ煮、パクチーとバミセリの和え物
- カレー:ビーフとポテトのマサラ、ベジマサラ(野菜カレー)
をチョイス。
そして、ドリンクには「テタレ(Tehraik)」のホットを注文。これ、マレーシア流ホットチャイといった感じでした。
ワンプレートに注文の品が全部乗ってくるのでなかなか豪快な見た目。一言で言うと美味しかった。色々な料理が一口ごとに代わる代わる食べられるので、その変化が楽しい。カレーの辛さは全体的に控えめで、マサラと言うだけあってスパイシー。メインのグリルチキンはいい感じに皮がパリッとしていて、芳ばしさがグッド。そして、パクチーはいつでも口の中を爽やかにしてくれます。
見ての通り、ボリュームもあり、ランチとしては大満足。今回は休日ランチだったのでノンビリとさせてもらいましたが、忙しい時にも一皿で盛られているのでサクサクッと食べられそう。屋台飯としてかなり優秀ですよ、これ。
初めてナシカンダールを食べましたが、期待通りの美味しさでした。いいですねぇ。丸の内にオフィスがあると、こんな美味しいものを毎日食べられるのか。羨ましい限りです。次は「全部のせ」にして、ライスもスパイスライスにしてみるかな。やみつきになりそう。
P.S. 残念ながら閉店してしまったみたいです。残念。。。
コメント
どれもボリューム満点ですね。年寄りにはすこし多めかも、何て言って完食したりして。
スパイスのお蔭でしょうか、見た目よりもサッパリとした感じでパクパク食べてしまいました。意外といけちゃいますよ、きっと。