DELL、PCのブランドを刷新：Lunar Lake搭載の新製品も登場

デルアンバサダー向け新製品発表会に参加

デルアンバサダー向けに新製品の発表会があり、参加してきました。

PCのブランドを一新

今回の発表、まずは「PCのブランドを一新した」という話から始まりました。これまでこのブログでも紹介したことのある“XPS”や、“Inspiron”といった名称を改め、また性能や形式などによるグルーピングも変更したのでありました。色々な意図があるんでしょうが、グレードがわかり易くなったのかなと思います。

新ブランド名と、これまでの名称との関係は以下の通り。

• Dell：旧Inspiron 3xxx/5xxx
  • 普及価格帯のモデル
• Dell Plus：旧Inspiron 7xxx・XPSデスクトップ
  • 性能が一段上のモデル
  • 今回の新製品：Dell 14 Plus、Dell 16 Plus、Dell 14 Plus 2-in-1、Dell 16 Plus 2-in-1
• Dell Premium：XPSノートブック
  • ハイエンド・フラッグシップモデル
  • 今回の新製品：Dell 14 Prmium
• Alienware
  • ゲーミングPC
  • Area-51、Aurora

見ての通り、DELL << DELL Plus << DELL Premium の順にグレードが上がっていく形になっています。慣れ親しんできた“XPS”の名称がなくなってしまうのはちょっと寂しい気もしますが、ラインナップ全体がわかり易くなったのは歓迎すべきことでしょう。

新製品たち

さて、新製品の話。今回の特徴はなんといってもAI PCとしての発展型ということで、最新のIntel Core Ultra Processorを搭載しているということ。また、バッテリーの強化も図られ、さらなる長時間駆動が可能になっているそうです。

上記の通り、Dell Plusのシリーズとして14インチ、16インチのラップトップが通常のもの（？）と2-in-1タイプのものと同時に登場。
私は、ラップトップPCはモバイル用として使っているので、14インチのものと10インチのものを持っています。16インチになると少々かさばるので、モバイル用というよりはデスク上で省スペース機として使う感じなのかなと思っています。まあ、ガタイの良い米国人は平気で16インチサイズのラップトップPCを持ち歩いているようですが。

こちらはAlienwareのゲーミングPCたち。ハイスペックなArea-51（なんと定価1,300,000円超え！）と、その半額程度のAurora（奥に写っているやつ）です。ゲーミングPCは見せる（魅せる？）PCであることも重要ということで、筐体がシースルーだったり、やたらとあちこち光っています！いやぁ、すごいですねぇ。

Intel Core Ultra Processor : Luner Lake & Luner Arrow

今回の発表会ではIntel社の方からも講演があり、最新CPUのIntel Core Ultra Processorについて説明してくれました。

200V Luner Lake

まずは開発コード「Luner Lake」。主な特徴はこんな感じ。

• 電力効率の向上: Lunar Lakeは、新しいマイクロアーキテクチャを採用することにより、電力効率が大幅に向上しています。これにより、バッテリー駆動時間の延長や、より薄型・軽量なデバイスの実現が可能になります。
• 内蔵GPUの強化: Lunar Lakeには、新しい世代のIntel Arc GPUが搭載されており、グラフィックス性能が大幅に向上しています。これにより、より高度なゲームやクリエイティブな作業を行うことができます。
• AI処理性能の向上: Lunar Lakeには、専用のAI処理エンジンが搭載されており、AI関連のタスクを高速に処理することができます。これにより、AIを活用した様々なアプリケーションの性能が向上します。
• 最新の接続規格への対応: Lunar Lakeは、最新の接続規格であるThunderbolt 4やWi-Fi 6Eに対応しており、高速なデータ転送や安定したネットワーク接続が可能です。

とのこと。ラップトップPC用として開発されたものです。前世代のCPUと比べるとE-Core（バックグラウンドタスク（OSの管理、Webブラウジング、音楽再生など）や、マルチスレッド性能を必要とするタスクの実行に特化したコア）で32%、P-core（高い処理能力を必要とするタスク（ゲーム、動画編集、3Dレンダリングなど）の実行に特化したコア）で9% 性能向上しているそうです。
つまりは、通常のオフィス仕事がよりサクサクできるようになり、さらにはマルチメディア編集の効率も上がるということですね。もちろん、ブラウザでNetflixやYoutubeなどの動画を観る際にもこれまで以上にストレスなく、楽しめるでしょう。

200S Arrow Lake

こちらはデスクトップPC用に開発されたものです。これまでAI PCというとラップトップPCというイメージでしたが、デスクトップPCにもその流れがやってきたということでしょう。

で、そのCPUが展示されていました。まあ、外見だけではこれまでのものと違いはわかりませんが、逆に言うとそれだけ高性能になったのにこれまでのものと見かけ（特に大きさ）が変わらないのはすごいことでしょう。上記のような機能・性能がこれにぎゅぎゅっと詰め込まれているわけですから。

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今回の新製品発表会も上記の通り、デルアンバサダープログラムの一環です。ザ・ペニンシュラ東京で開催され、お土産も貰っちゃいました。現在、絶賛新会員募集中とのこと。今、Dellのユーザーでなくても、デルアンバサダーになってモニター試用をしてじっくり確かめてから購入するってのも良いんじゃないですかね。おすすめです。

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