ZenBook DuoのScreenPad Plusとは
前回の紹介記事では、試用させてもらっているASUS ZenBook Duo 14のスペックや外観をチェックし、第一印象を語らせてもらいました。
今回は、カフェに持ち出して使ってみた感想です。特に、ZenBook Duo 14の一番の特徴である「セカンドディスプレイ “ScreenPad Plus”」の使い勝手を色々なシーンを想定して試してみました。
これまでも、タッチパッドがテンキーになるなどの仕掛けを施した機種はありましたが、二つ目のディスプレイってのは珍しいです。私はASUS以外の機種では知らないかも。
そして、そのセカンドディスプレイはタッチ操作もできるため、タッチパネルの進化系のような使い方もできるようになっていました。ありそうでなかった新たな入力デバイスの形がこのScreenPad Plus7日もしれません。
試しに、Windowsのディスプレイ設定画面を起動すると、ScreenPad Plusは二台目のディスプレイとして認識されているのがわかります。拡張ディスプレイが常設されているようなものですね。
なので、拡張ディスプレイと本質的には同じです。メインディスプレイとつなげたように、大きくアプリのウィンドウを表示させることもできるし、独立したディスプレイとして別のアプリのウィンドウを表示させることもできます。
プリセットされているアプリを試してみた
そんなScreenPad Plusですが、そこで使うのに丁度いいように設えたアプリがいくつかASUSから提供されています。動いているアプリはASUS独自というわけではないですが、ScreenPad Plus上に表示させるのに丁度いいように事前設定されている、という方が正しいでしょうか。
例えば、これはWindowsでよく使われるショートカットキーを表示させたもの。覚えておくとブログの記事を書いたり、その他資料を作成する時に効率アップが望めます。でも、すぐに忘れちゃうんですよね。そんな時、これは役に立ちそう。
もう一つは手書き文字入力パッドの表示。ここではScreenPad Plusを二分割して、左側にSlackを置き、その入力を右側のパッドで行っているというイメージ。この例だとキーボードで打鍵した方が速いでしょうが、常用漢字にない文字入力をする時に使えそう。と言うか、私はそんな使い方をしています。
これはSpotifyを起動しているところ。メインディスプレイで作業をしながら、BGMとして好きな音楽を流す。そんな時に便利そう。
ASUSさんのプリセットにはSpotifyしかなったのですが、私はYouTube Music派なので、同様にYouTube MusicをScreenPad Plus上に表示させて使っています。
こちらはASUS社謹製の管理ツール“My ASUS”です。私はASUS社製のChromebookは愛用しているのですが、Windowsパソコンは持っていないので、あんまり馴染みがないんですよね、このツール。試用させてもらっている機種を個人登録するわけにはいかないですし。
でも、ASUS社パソコンのオーナーであればお馴染みなのかな。そんなツールがセカンドディスプレイにパット出せればたしかに便利そうです。
そして、テンキーパッド。キーボードにはテンキーが付いていませんが、こんな形で利用可能。表計算ツールを使う時には便利でしょう。ディスプレイのタッチの感度も悪くないので、この程度のデータ入力ならば全くストレスなくできます。
テンキーって、ごくたまに必要になるけど、普段はキーボード上にあると邪魔なだけ(ホームポジションが左にずれちゃうので)。こんなふうに、必要な時だけさっと使えるのは大歓迎です。
Photoshopで使ってみた
ASUS社では、各種ソフトウェアの“コントローラー”として動くアプリを提供してくれています。
こちらはその設定画面。ダイヤルやボタン、スライダーにどのコマンドを対応させるかを設定できるようになっています。今のところ、
- After Effects
- Photshop
- Premiere Pro
- Lightroom Classic
用のコントローラーが提供されていました。
普段、写真の加工・編集に使っているPhotoshopをインストールしてみたので、そのコントローラーも併せてセットしてみました。
こんな感じで、メインディスプレイではPhotoshopが動いていて、そのコントローラーがScreenPad Plusに表示されます。
写真の特定位置の色を指定して、ブラシの色に指定する機能である「スポイト」は、写真の部分修正によく使う機能です。そんなスポイトの呼び出しもコントローラーのボタンでできるのが便利。もちろん、Photoshop本体のコマンドパネルにもアイコン表示されているんですが、小さくてクリックが面倒に感じる時も。その点、このコントローラーだと大きなボタンを指で押せるのでグッドです。
他にも、そのブラシの幅を変えたり、画面表示の拡大縮小をしたりなどもできるので、編集作業がかなりはかどりました。いや、これいいですね。
テンキーパッドもそうですが、専用の(ハードウェア)デバイスが売られているかと思いますが、いちいち購入していたらお金も大変だし、持ち運べるものでも無し。それがこのScreenPad Plusであれば、カフェだろうがどこでだろうがいつでも使える。なるほど、よくできています。便利だ。
私の普段の使い方はこんな感じになるかな
今回は試用なので色々なシーンを想定して試してみました。でも、自分で普段使うのだったら、ScreenPad PlusにはSlackとYouTube Musicを出しておくかな。Slackはメモ代わりに使っているし、YouTube MusicはBGM用。どちらも作業中には必須となっているので。
こんな風に、自分なりのスタイルを確立するとより便利に使えそうです、このScreenPad Plus。そして、いざという時にはテンキーパッドにも、Photoshopのコントローラーにもなってくれる。頼もしいツールですね。
ちなみに、テレワーク・リモートワークを想定してZoomやGoogle Meetsを動かしてみました。
こんな時もScreenPad Plusにメモツール(私の場合はSlack)を出しておけば、議事録作成にも良さそう。
あと、当たり前かも知れませんが、ネットミーティングの各種ツールはストレスなく、カクカクすることなく動いています。パワーにも余裕ありありでした。
ScreenPad Plusの感想
これ、思った以上に使えますよ。便利、便利。
前回の記事では「タッチパッドのせいでキーボードが小さくなった」と文句を書きましたが、それを上回る価値・便利さがこのScreenPad Plusにはあります。
欲しいなと思っちゃいました、ZenBook Duo 14。
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何がすごいかって、「故障原因一切不問」と言う点。落下、水没はもちろん、落雷やウィルス感染でもOKだそうです。大きい声では言えませんが(?)、“改造に失敗”でも大丈夫らしいです。
モバイルデバイスですから、どうしても落下などの事故の危険性はある程度あるでしょう。一考に値するポイントだと思います。
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コメント
すぐに挑戦できるのがすごいですね。私はもう絶対新しいものには手を出しません。親子喧嘩が入まりますから。(笑)息子の手を借りなければできないのが悔しい!
最近はYouTubeで紹介動画が提供されることも多いので、そんなに心配しなくても大丈夫ですよ。