久しぶりの街歩き
IT企業に勤めているので、今も基本は在宅勤務。通勤電車を回避できるのはうれしいのですが、そのせいで体重は絶賛15%増量中。しかも、この冬はやたらと寒かったのでウォーキングもサボり気味。これでは高値安定のままになりそうです。
で、やっと暖かくなってきたので久しぶりに街歩き再開。じゅん散歩|テレビ朝日だか、バナナマン日村が歩く! ウォーキングのひむ太郎 | BS朝日で「日本橋七福神」の紹介をしていたので、それに便乗。歩き回ってきました。
日本橋七福神とは
神社・仏閣に祀られた「大黒天(だいこくてん)、毘沙門天(びしゃもんてん)、恵比寿天(えびすてん)、寿老人(じゅろうじん)、福禄寿(ふくろくじゅ)、弁財天(べんざいてん)、布袋尊(ほていそん)」を順に巡っていくのが「七福神巡り」。各地に色々な七福神巡りがあります。
そのうちの一つが「日本橋七福神」。
「日本橋七福神めぐり 公式サイト」によると、
日本で一番巡拝が短時間に参拝できるのが特長
日本橋七福神めぐり 公式サイト
だそうです。リハビリの街散歩にちょうどいいですね。実際、写真を撮りながらのノンビリ歩きでも一時間半ほどで回れてしまいました。便利な地図が上記の公式サイトにありますよ。また、Google Mapでもリストを作ったので、ご参考まで。
小網神社の福禄寿
私の場合、渋谷からのアクセスなので、最初はこの神社。前に努めていた会社のオフィスがこの近所だったので、たまに寄ったことがあるなじみの神社です。半蔵門線の三越前駅を降り、人形町の方へ向かって歩いて五分くらいでしょうか。
人気があるんですよね、小網神社。参拝の行列ができていることもちょくちょく。この神社、七福神巡りでは福禄寿担当なのですが、弁財天も祀ってあります。いわゆる”銭洗い弁天”ってやつで、ご利益がいかにもありそう。人気なのはそのせいですかね。
混雑していたので、今回は外から写真を写しておしまいに。
下の福禄寿の写真は、以前に写したものです。
茶ノ木神社の布袋尊
茶ノ木神社はリガーレ日本橋人形町というビルの敷地内にあります。東京には寺社や神社がビルになっているところも多いですが、こちらは社がこんな感じで残っていました。どこぞの大名の屋敷内にあった神社が元だそうです。布袋尊を祀ったのは昭和の終わり頃からだそうで、意外と最近なんですね。
水天宮の弁財天
安産祈願でお馴染みの水天宮に弁財天の社があります。水天宮は、耐震構造を備えた近代的な設備になっていて、この日も大勢の参拝客でごった返していました。
松嶋神社の大黒天
大黒主を祀る松嶋神社はビルの中に。鳥居がないと神社と気が付かないかも知れないですね。都会の中の神社はこういうパターンが多いかも。
末廣神社の毘沙門天
一方で、末廣神社はビルに囲まれた敷地の中に昔ながらの社が残っているパターン。どういう形にしろ、地域の信仰の対象として保存されている訳です。
吉原が日本橋そばにあった時代に氏神として祀られたのがこの神社の起源だそうですが、その後は火消したちの信仰も集め、境内には「は組」の碑があります。
笠間稲荷神社の寿老人
こちらも大名屋敷内の稲荷神社が興りの笠間稲荷神社。寿老人が祀られています。
椙森神社の恵比寿様
椙森(すぎのもり)神社は千年の歴史があるそうで、富くじでも有名だったとか。そのため、今でもくじ運アップの御利益を信じて信仰を集めているそうです。
ちょうどいい散歩コースでした
昔ながらの雰囲気が残りつつ、新しいビルも建ち並んでいる日本橋周辺。神社巡りの散歩はそんな街並みを楽しみながらできました。
七箇所を回ったところでちょうど昼時になったのですが、いい店をみんな知っているんですね。横丁の店にも行列が一杯。お蔭で席の空いている店を探すのにさらに歩き回ってしまいましたよ。まあ、それが目的だから問題はないんですけど。で、親子丼を食べてしまったので、減ったカロリー分を超過してしまったかも。まあ、こんなものですね。
ということで、ちょうどいい散歩コースでした。おすすめですよ。
コメント
こういう散歩は楽しいでしょうね。こちらにはない世界。本当に歴史が浅い町は古き良きものがないです。
東京でもこういう場所はドンドンなくなってます。ビルの谷間に「XXX跡の碑」だけになっていたり、その碑さえビルの建て替えで消えることも。形あるものはいつか必ず滅びるのでしょう。